読書生活 

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忘年会の幹事などやりたくない。

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 会社の厚生部長をやっています。夏は社員旅行、年末は忘年会です。そもそも、本当にこのような儀式に参加したい人間などいません。参加率を気にするのは「参加率=上司への人望」と思っている上司だけです。 

yama-mikasa.hatenablog.com

 仕方ない、仕事ですから。今回もがんばっております。その奮闘ぶりを紹介します。うさを晴らさねばやっていられない!

 参加人数を確認します。名簿で回しているのに一向にラストのわたしのところに戻ってこないのはなぜだ!全員の机上を漁ると、30代体育会系Oの机の上に発見。資料の山に埋まっています。雪崩がおきないように名簿をそっと引き抜くと、なんとコーヒーのシミまでついているじゃないか。きさま、不倫はする、整頓はできない、どうしようもないやつだ。

 これなら直接聞いた方が早い。この4月からコンビを組み、ようやく息も合ってきたIと二手に分かれて聞きに回る。すると、参加率は90%、参加しない奴は誰だ…。わたしの同期Nが不参加になっている。理由をIに問うと「私用」とのこと。私用?お前のその役職は、この手の行事への参加義務もひっくるめてのものだろう。うちは私用といえば何でも許してくれるグーグルのような会社(勝手な思い込み)じゃない。こっちは仕事でやってんだぞ。

 次は余興。

「I、何かいいアイデアはないか」

「今年の10大ニュースでいいじゃないですか」

「なんでだよ。つまらん。質問出してもみんな食ってばっかで誰も挙手しない。あのスベル空気を何とかしないといけないんだよ。え?俺が盛り上げるって?去年あんなけ滑り散らしたじゃないか。もう忘れたのか?よし、イラスト伝言ゲームってのはどうだ」

「なるほど、よくバラエティーでやってるやつですね。わかりますよ。題が問題ですよね。どんなのがいいでしょ。そうだ、シマウマなんてどうですか?」

「なんでシマウマなんだよ。おまえ、脳みそ使いなさいよ。馬に縞模様書いて終わりじゃないか」

「先輩、知ってますか?シマウマは縦ジマなんですよ」

「どっちでもシマウマだろ。そうだ、こういうのはどうだ、『見送り』」

「わかりました。書いてみます。時間は一分くらいでどうですか?できました」

「お前、なんで霊柩車が出てくるんだよ。遺影持ってるってこれ、見送りじゃなくて出棺だろう。しかも無駄に絵心あるし」

「お見送りってこんな感じじゃないんですか?」

「ちがうよ。年末に人を殺すなよ。空港とか駅とかで、さようならってやつだよ」

「今時そんなことするやついませんよ。だっていつでも連絡取れるじゃないですか」

「わかった。もういい。お題はあとで考えよう。次の余興はどうする」

「ネプリーグで見たんですけど、何%かあてるやつはどうですか?」

「何それ」

「気球に乗って空飛んで、正解と違う数だけ風船が割られるんですよ。今回はチームで考えて、正解に近かったチームに1ポイントってやつでどうですか」

「おもしろいじゃないか、どんなお題があるの?」

「確か、えっと、ああ、これはどうですか。『穴が開いたタイツや靴下を見えなければ履くという女性は何%?』ってのは?」

「わからん、25%ってとこか」

「ぶー、43%でした」

「そんなにいるのか、早く捨てろよ、穴が開いてるんだから」

「こんなのもどうですか。40代の夫婦は月に何回sexしてるか」

「完全にその問題アウトだろ。セクハラだよ。平成生まれの癖に凄い問題考えるな、おまえ。その前にそれ、%の問題じゃないだろ」

「ああ、ほんとだ。いい問題と思ったんですけど」

「ところで、何回なんだ?」

「何がですか?」

「40代の回数だよ。月の」

「このサイトによると、1.77回だそうですよ」

「嘘だろ…そんなに」

ここまでですでに2時間半。やってられない。この忘年会、おもしろいのか。