読書生活 

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足の先がじんじんと痛いので精密検査に行ってきました。

足先がじんじんと痛い 

 数年前から、両足先がじんじんと痛みます。くるぶしから下の部分全体です。特に冬場は強く痛みます。床に座っているときはそれほどでもないのですが、椅子やソファーに座ると強く痛みます。

 痛みがある時の足先を見ると、くるぶしから下の部分が青紫色になっています。不気味な色です。不健康そのもの。普段はわたしに興味ない家人や息子もひくほどの色でした。

 わたしの祖父も叔父も父も糖尿病です。叔父は糖尿病がもとで片足の切断しました。わたしの足も切断することになるのでしょうか。糖尿病は遺伝するとどこかで聞いたことがあります。

 心配でしたが、忙しさにかまけてそのままにしておきました。

人間ドックに引っかかり精密検査に行く

 昨年の夏に人間ドックを受けました。そこで精密検査の判定を受けました。血液中にあるクレアチニンという物質の値が基準値より高いということです。クレアチニンとは腎臓の働きに関係のある物質だそうです。そこで、市内の総合病院の腎臓内科で精密検査を受けることにしました。

 検査当日。病院に行き血液検査と尿検査を受けました。詳しくはこちらに書いたのでお時間がある方はお読みください。 

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 日を置いて2回検査しましたが、腎臓に異常は見つかりませんでした。クレアチニンの値も2回の精密検査の両方とも基準値内でした。尿からタンパク質も出ませんでした。

 お医者さんに「何か質問はありませんか?」と聞かれたので、両足の痛みについて質問したところ「別の検査をしてみましょう」と言われました。そこで、再度予約してその日は帰宅しました。

ABI検査と抗核抗体検査を受ける

 検査当日、採血をした後、別室に連れて行かれました。ABI検査を行うとのことです。ABI検査って何?

 両手両足に血圧測定器をはめ、4か所の血圧を一気に測ると言います。ベッドに横になり、両腕を二の腕まで、靴下をくるぶしまでめくり、測定器をつけスイッチオン。

 ABI検査についての詳細は、こちらのファイルを見てください。 

http://file:///C:/Users/nfdsn/Downloads/ABI検査.pdf

 1時間ほど待ち、名前が呼ばれたのでお医者さんのいる部屋に入りました。

ABI検査とは 

 お医者さんが言うには、「足先がじんじんと痛む」ということには、血管の硬化と免疫システムの不調の2つが考えられるとのこと。血管が硬化するとその部分まで十分に血液が回らなくなり、痛みが出ることがある。そこで、ABI検査を行い足先の血圧を測定した。問題は認められなかったので血管の硬化はないだろう、とのことでした。

抗核抗体検査とは 

 もう一つは免疫システムの不調です。免疫システムとは、体内に異物が侵入したら、その物質が人体に害を及ぼすものかどうかを判断し、害があると判断したら戦ったり追い出したりと命令を出すシステムのことだそうです。このシステムに不調をきたすと、害がないものや、ときには自分の体の一部を害とみなし攻撃するようになります。これを自己免疫疾患といい、リウマチなどは自分の軟骨の一部を攻撃する自己免疫疾患の一つだとのことです。

 この免疫システムが正常に動いているかを調べるのが、抗核抗体検査とのこと。これは血液検査で、結果が出るまでもうしばらくかかるけど、おそらくほかのデータを見る限り問題ないでしょう、と言われました。

 「抗核抗体検査の結果が出る頃にまた来てください」と言われました。職場には、「これがラストの検査です」と言って出てきたので、さすがにもう一度とは言いづらい。そこで、次の来院日は年度明けにしてもらいました。その頃なら、今日わたしが半日休みをとったことなんか誰も覚えてないはずです。

 次の予約は5月。ずいぶん長いスパンでの検査になってしまいましたが、とりあえず大丈夫そうで安心しました。

 だったらこの痛みは何なんだろう。 

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