学生時代の知り合いが駆け落ちした
この前の三連休に浅草に出かけて学生時代の友達と久しぶりに飲みました。その席で衝撃の事実を知りました。
同じ専攻だった子(♀)が駆け落ちしたとのこと。かわいい子だったんですよ。TBSでやってたドラマ「高校教師」の桜井幸子によく似た子でした。あれから20年経っているので、彼女もおばさんになっているでしょうが、卒業以来会っていないのでわたしの中の彼女は今も桜井幸子のままです。
聞くところによると、なんと自分の娘の中学校の先生と駆け落ちしたらしい。その事件があったのは数年前のことのようで、その場にいたわたし以外の人間は全員知っていました。
相手は独身の先生、幸子(本名違うけど、幸子ということで)はご主人も娘もいる主婦です。いきなりの駆け落ちではなく、幸子の旦那さんは妻と学校の先生の不倫関係に気づいていたようで、勤務先の学校に行き校長先生を問い詰めたという事件もあったとのこと。その数日後、失踪。
帰りの新幹線の中でずいぶん考えました。え?娘の学校の先生??おい、幸子!幸子!幸子…幸子…。
駆け落ちした結果、幸子の生活はたぶん以前のモノよりも客観的に見て(何が客観的かは本当はわかりませんが)不幸になるに違いないと思いました。
住民票とか動かせるのかな?動かしたらばれるだろ。ばれたら駆け落ちした意味ないだろ。保険証とかどうするの?仕事は?そもそも住む所は大丈夫か?保証人は?一緒に逃げた男は先生だそうですが、もう、先生は続けてられないでしょう。
でも、駆け落ちの時の興奮は、それを補って余りあるほど大きいかもしれません。残された家族の悲しみや怒りは大きいと思いますが、人は時に一瞬の興奮のために命を捨てることもありますからね。幸子も思い切ったなあ。
うーん。今頃どこで何しているんだろう。幸子…(あれ?本名なんだっけ)。