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『ホラー映画で殺されない方法』はホラー映画好きにはたまらないサバイバル術満載の書

ホラー映画好きにおすすめの一冊 

 怖いモノ好きで、ホラー映画をよく見てました。「ポルターガイスト」、「エクソシスト」、「エルム街の悪夢」…よく見たなあ。中でもお気に入りの映画は、ベタですが「13日の金曜日」シリーズです。昔はこれらが全部テレビで放送されていたのが信じられませんね。

 この『ホラー映画で殺されない方法』は、「もしもあなたがホラー映画の世界に入ってしまったら、どうやって生き延びるか」という難題に、ホラー映画の専門家(セス・グレアム=スミス)が答えてくれる、というものです。

 自分が本当にホラー映画内にいるのかどうかを突き止める方法や、周囲を観察して予算規模やどんなジャンルのホラー映画にいるのかを見極める方法など、メタ的なネタが豊富です。

 たとえば、「耳をすませて有名な曲が聞こえたら予算の潤沢な映画だぞ」という感じです。

 また、「殺意の宿った車が走ってきたらどうすればよいか」や「旅行機内にヘビがいたらどうすればいいのか」「どうやって悪魔を祓うか」や、偏屈な老人に立ち去れと言われたらすぐにそこを去る、夏休みにキャビンにもキャンプにもバックパック旅行にも行かないといった、ホラー映画のあるあるネタも豊富です。

 以下、おもわず笑ってしまった生き延びるための方法を、この本から抜き出してみます。

ホラー映画で生き延びるためには。 

1 今の状況を確認しろ! 

 ホラー映画の1年には、月は3つしかない。7月、10月、12月だ。

 7月は10代の子どもたちが学校から解放される月。好き勝手に酒を飲み、ビキニを着て、サマーキャンプに参加し、気ままに処女と童貞を奪い合う。

 10月はハロウィン。ありとあらゆるけだものが、復讐を誓って生者の世界に戻ってくる。

 12月はクリスマス連続殺人鬼、霊に取りつかれた義理の父親、雪に閉じ込められた建物の管理人たちの餌食になる。

 この3つの月以外なら安心だが、13日の金曜日だったら絶体絶命だ。

2 マッチョを頼るな! 

 鍛えた筋肉があれば、転生した連続殺人鬼をやっつけられると考えているフットボール選手、バンパイアにテキサスの流儀を教え込もうとする白人労働者、銀河一勇猛な海兵隊…。「俺たちが来たからもう大丈夫だ」そういう彼等は全滅する。彼等の死を無駄にせず、彼らが殺されている間に早く逃げろ。

3 一人になるな! 

「もう勝手にして。わたしは家に帰る」

絶対ダメ。今すぐ引き返せ。

「みんなで手分けすれば捜索範囲が広がるぞ」 

広がるのは捜索範囲ではない。血の海だ。

4 好奇心を捨てろ! 

 変な物音を耳にしても、探りに行こうとするな。生きているのか気になるだろうが、倒れていたらそれは死体だ。近づくな、触るな、食われるぞ。

5 学校行事は全休しろ! 

 放課後の誘いもすべて丁重に断れ。特に避けるのは以下の3つ。

キャンプ

 キャンプ場ほど殺害率の高い施設はない。歴史から学べ。飛んで火にいる夏の虫と同じ運命をたどることになる。行けば24時間以内に死ぬ。

ドライブ

「いい近道を知っている」

 必ずこういう奴がいるが、そこで待つのはエンジントラブルだ。突然車に不具合が起き、立ち往生して困っていると、地元の人間がふらっと寄ってくる。騙されるな、そいつはイカれた殺人鬼だ。

パーティー

 すべて断るべし。誘ってきた相手は必ず首を切断されるから。

6 遭難信号に応答しない 

 応答がない原因を調査しない。ほっとけ。未探査の惑星を探査するな。

 

 わたしの好きな「13日の金曜日」で振り返ると、エロい奴は必ず死んでました。セックスしている奴は100%死んでた。少しばかりパーツが整ってる微妙なイケメンのいじめっ子も死ぬ。その横にいる尻の軽い頭の弱そうなスタイルだけは抜群にいいギャルも死ぬ。一人で逃げようとするずるい奴も死ぬ。

 この本にもありましたが、脳ミソまで筋肉なのか?と疑ってしまうような奴も、ジェイソンに真正面から挑み瞬殺されてました。

 いい奴でさらに頭も切れる、そういう人間が生き残ってる。わたしはだめだな。 

www.yama-mikasa.com 

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