読書生活 

本もときどき読みます

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

勤続20年ハッピーホリデー。鹿児島へ行く。

勤続○(10年、20年、30年)年スペシャルホリデー、という素敵なシステムがわたしの職場にあります。該当の年なら最大3日間いつでも誰でも休める権利です。管理職も例外ではありません。繁忙期は避けてね、という暗黙の了解はありますが。 一昔前、こ…

買ったばかりのバーミキュラが故障した。

バーミキュラの主電源をいくら押しても動かない。 コールセンターに電話するとどうなるの? バーミキュラのご飯っておいしいの? バーミキュラって何色がおすすめなの? 壊れやすいってホントなの? バーミキュラの主電源をいくら押しても動かない。 先日買…

梶井基次郎と猫

猫の肉球に魅せられて うちに猫が来てからもうすぐ半年になります。 www.yama-mikasa.com 猫は美しい。1日見ていても飽きません。丸みを帯びた流線型のフォルムに、隙も無駄もない香箱スタイル。整った顔立ちに滑らかな尻尾。うーん、たまらん。 中でも肉球…

『光る壁画』吉村昭 小田原に家があるのに渋谷に単身赴任して奥さんをキレさせる男の話

吉村昭の『光る壁画』を読みました。世界初の胃カメラを開発した日本人の物語です。この物語の主人公、曾根菊男さんの単身赴任生活の苦悩がとてもおもしろい。 昭和25年頃の話です。菊男さん(28)は胃カメラ開発の研究員として渋谷で働いています。妻の…

【10問】 全部読めたら書店員?読書好きしか正解できない漢字クイズ 

文豪の作品の中から難易度の高い漢字を拾いました。お暇なときにどうぞ。答えは記事の最後にあります。 1 森鴎外:1862 - 1922 2 水上勉:1919- 2004 3 司馬遼太郎:1923-1996 4 川端康成:1899-1972 5 夏目漱石:1867-1916 6 藤沢周平:1927-1997 7 …

司馬遼太郎は徳川家康をどう評価していたのか。

司馬遼太郎の小説には、徳川家康がよく登場します。家康を主役として扱った「覇王の家」、ほぼ主役の「関ヶ原」、秀吉を語るに欠かせないので「新史太閤記」…。複数読めば、家康を通して司馬史観が透けて見えます。 高級官僚 徳川家康 家康の好み。家来の娘…

梅雨の表現。小説で使われている梅雨の表現を集めました。

梅雨のじめじめした感じを、太宰や漱石らがどう表現していたのか。梅雨の表現を小説から拾いました。随時更新していきます。 夏目漱石 三島由紀夫 梨木香歩 北村薫 藤沢周平 吉村昭 有吉佐和子 夏目漱石 梅雨に入って23日すさまじく降ったあげくなので、地面…

『かがみの孤城』の感想文 不登校児を勇気づける魅力的なファンタジー

かがみの孤城、500ページを越えるハードカバーで重さは514gで値段は約2000円。非力なわたしが気軽に持ち運びできる重さではなく、ヒラのサラリーマンが気軽に買える価格でもなく、いつも文庫のわたしがこの本を購入したのは、魔が差したとしか思…