読書生活 

本もときどき読みます

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ボス、もうしわけなかった。

異常と言われている台風が、先ほど神奈川県を通過しました。異例の西進で「これまでの経験が通用しない可能性がある」のだそうです。 この異常台風のおかげで、わたしが数か月かけて計画した社員旅行が中止になりました。 27日(金)の早朝、ボスからわた…

せめて言い訳ぐらいしろ。言い訳の効果的な使い方。 

人類は生き延びるために火を使い、言葉を作り、言い訳を発明した。言い訳は仕事をさぼりたいときや誘いを断りたいとき、便利に使える道具として重宝されてきた。もし、言い訳がなかったら、わたしのような言い訳使いのプロにとって、人生はもっと苦痛に満ち…

今さらだけど、スラムダンクってすごいよね。

バスケ部の息子(中3)に、先月、スラムダンクを買ってあげました。ほんとは今売り出されている新装版を買ってあげたかったのですが、山王工業戦の辺りは9月以降の発売になるのだそう。息子のチームは今週末がまさに天王山。9月まで待てません(というよ…

女子マネージャー考

うちの子(中3)がバスケをやっています。この夏で引退です。この6~7月は毎週のように他校と練習試合をやっています。 高校生と練習試合をすることもあります。今まで複数の高校を見ましたが、何処のチームにも女子マネージャーがいました。何をしている…

円周率の誤差について詳しい方がいたら教えてください

この前、円周率のことを書きました。 www.yama-mikasa.com どういう記事かと言いますと… 円周率は3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288…と永遠に続くから、計算の際にはどこかで区切らないといけません。 円周率の正確な数字はわからないので、円周…

猫の交尾は正常位なのだ。梶井基次郎『交尾』のススメ。

猫のまぐわい 真夏のような暑さの中、うちの近所は恋の季節のようです。といっても、人間ではなく地域猫の話。23時、ワールドカップの試合が始まるころ、うちの家のまわりでも猫たちによる負けられない戦いが始まります。 フギャー!フギャ―!シャー!フギ…

司馬遼太郎と織田信長 司馬作品に出てくる織田信長の書かれ方から見える司馬史観

司馬遼太郎の作品には、『国盗り物語』や『太閤記』など織田信長が出てくるモノが多いです。それらの作品を読めば、うっすらと司馬遼太郎の織田信長観が読み取れます。『司馬遼太郎の考えたこと』や『この国のかたち』などのエッセイには、『国盗り~』など…

「これ、将来何の役に立つの?」と聞かれたら、こう答えるようにしている。

あなたが将来何かになったとするでしょう。そして、その山の頂に立っている自分を横から見たとします。 こんな感じ。今、あなたはここにいます。 この山を「役に立つもの」と「役に立たないもの」に分けるとこうなります。 この、赤い部分だけをあなたは欲し…

梶井基次郎のゴリラ顔について。少年の日の思い出。

『汚れちまった悲しみに』 今から30年前、中学の同じクラスにイケすかない奴がいました。文学少女を気取っていて、いつも机の上に何らかの文庫本をカバーもかけずに置いていました。よく置いてあったのが、中原中也の詩集『汚れちまった悲しみに』です。 …

こんなところで絶対に死ねないと思った理由。

揺れる飛行機。 先日、飛行機で鹿児島に行きました。10年ぶりの飛行機に背筋が凍りました。あの離陸の際の急加速と強烈な揺れ、斜めに傾く機体に泣きそうになりました。落ちたら死ぬというのに、どうして他の乗客がこうも落ち着いているのか不思議でなりま…