ブログ生活をさらに充実させるために、『世界一やさしいブログの教科書1年生』という本を買いました。全部で286ページの分厚い入門書です。最後の章に「バズらせる技術」とありました。わたし、バズったことなし。なになに、これは読まないと。
意識してバズらせることができるか?
バズとは、
「SNSなどで話題になり、その情報が広く拡散されていく現象」
だそうです。「偶然のバズであれば、ある程度の期間ブログを運営していれば誰でも経験できる」とあります。そして、
意図的にバズらせることができたら、これはもう技術に昇華される。
とのことです。ふむふむ。
アクセス数を気にして書くと、全然読まれないのに、アクセス数を気にせず好きなように書いた記事がなぜか読まれる、そういう経験、わたしはよくあります。多くの人に読んでもらうことがどれだけ大変なことか、今、身にしみてわかってきています。
これも、そうです。まさにタイトル通り、「グーグル検索で上位を狙って書いた記事が全くだめだった」という話です。
この記事はそこそこ読まれたんですよ。「狙って書いた」記事が読まれず、「狙って書いた記事がだめだった」という記事が読まれるという、わけのわからないことになっています。ねらってバズらせる、その技術を身につけたいです。
この本によると、バズらせる技術は3つあるとのことです。
バズらせる技術① 記事のコンセプトを明確にすること
「コンセプトがしっかりしていなければ、芯の通った文章を書くことができない」とあります。P28から引用しました。
得意な分野、あるいはそれから力を入れて学びたい分野を書く。
とのことです。そしてとにかく大切なのは、
目的をはっきりさせること。
自分ができることは何かを意識しておくこと。
その情報が読者に喜ばれるかということを考えてテーマを決めること。
この3点だそうです。それはわかるのですが‥。
バズらせる技術② 全てを凝縮したタイトルをつくること
せっかく書いた記事も興味を引くタイトルでなければ、SNSのタイムラインに流れてもクリックされません。
とのことです。「これ、おもしろそう、」と思ってもらえなければクリックしてもらえないわけですからね。シェアされやすいタイトルとは、
人の感情を揺さぶるようなタイトル
だそうです。感情を揺さぶるようなタイトルとは何か。具体的には、
「感動」「笑い」「サプライズ」といった、読み手の好奇心を刺激するようなフレーズです。タイトル内に読者の興味関心を引くような文言を入れておくと、クリックしてみようと思わせることができます。
とのことです。
この「タイトルの重要性」は、ブログだけではなく全ての文章に言えるようです。以前こちらで読みました。
バズらせる技術③ 推敲を徹底的に行うこと
ここが一番参考になりました。「7回推敲しろ」と言います。その7回をいつ行うかというと、
書き上げた当日に3回、翌日の朝と記事の公開直前に1回ずつ、そして、記事公開後に2回の計7回の修正をします。
だそうです。チェックする箇所は、
「誤字脱字はないか」
「もっとインパクトのある言葉にできないか」
「もっと簡潔にできないか」
「もっとわかりやすい表現はないか」
この4つのポイントだそうです。公開後のチェックも行うのか‥。なるほど。「何回も手を加えることで、研ぎ澄まされた記事になる」と言います。やはり、楽してたらダメですね。時間をかけてきっちり仕上げないといけないようです。
でも、これ読んで、バズる記事を書ける自信がありません。なんでかなあ。自信ない。まったく。