読書生活 

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ノミは跳ぶ能力がハンパないのに、ふたをしたビンに入れられると跳べなくなる

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 朝日新聞2017年10月24日の記事です。ボクシングの新王者村田選手のインタビューです。

www.asahi.com

ふたするな! 

 村田選手は5月の敗戦後「再戦に勝って米国でビッグマッチがしたい」と言いました。あまりこういう大口を叩く選手ではないのです。村田選手もそのことは自覚しているようです。でも、「自分を奮い立たせるためには必要な言葉だった」と話しています。

 どうしてこのようなことを言ったのか‥。記事を続けます。

 7月、あるイベントで村田選手はモーグルの元五輪代表・上村愛子さんに会って、控え室で話をしてヒントを得たとのこと。その話というのが、

ノミは本来、高くジャンプする能力があるが、コップに入れてふたをしてしまうとそれ以上跳べなくなる

というものだとあります。「より高みを見ることで、目先のハードルは軽く越えられる」それくらいの心持ちでいよう、そう思ったとのこと。

 「ああ、いい話だな、ブログに書きたいなあ」と思いましたが、その日の新聞にこれ以上の衝撃記事があったので、書くのはやめました。ちなみにその衝撃記事について書いたわたしのブログはこれです。 

yama-mikasa.hatenablog.com

過去記事貼り付けをしたら、その新聞記事の写真が出ると思っていましたが、その写真ではなく、このブログでおもしろ半分にのせたジェイソンの画像が出てしまってます。新聞の記事は、「マスターズの日本選手権がやるぞ‼凄い老人がいるぞ‼」というものです。リンクしてありますので、よければジェイソン画像をポチッとしてください。 

息子のバスケの試合

 昨日は、息子のバスケの試合を見に行きました。新人戦の地区予選がはじまったのです。ちなみに中2です。 

yama-mikasa.hatenablog.com

スコアシートを書くのはうまい

 先輩達がいた昨シーズンまでは、チーム内の13番手くらいの位置でした。ただ、「スコアシートを書かせたらチーム1」と評判で、点数のミスの訂正にわが子のシートが度々使われることがありました(小中学校の試合ではよくあるのです。得点板も生徒が担当していますから。そのミスに気づかず、審判も試合を続行しぐちゃぐちゃになるという事態もたまにあります。生徒のシートを参考にするというのもどうかと思いますが)。

 先輩が抜け、身長が少し伸び、ぼちぼち練習を続け、新チームでは7~8番手につけるようになったようです。そんな息子の学校のチームが勝ち上がり、地区の準決勝となりました。まあ、7番手以下だと、勝利がほぼ決定した後にしか出場機会がないわけで、「今日もそうかなあ」と思って見ていたわけです。

不安と期待が入り交じるわたし

 ところが、先週の練習でチームの大黒柱が負傷し、県大会地までは試合に出られないことになりました。チーム内の息子の立場が一つ上がったわけです。もしかして、もしかして。不安と期待が入り交じるという陳腐な表現ですね、そんな感じでした。

 そして試合開始。我がチームのセンター(リバウンドを取るのが主な仕事。スラムダンクでいうと赤木です。黒子でいうと紫原)が2ピリ終了間際に4ファール。4点差で勝ってはいるものの、大ピンチです。

 バスケは5ファールで退場です。野球やサッカーと違って、バスケは一度ベンチに退いてもまた出場することができます。ところが、退場になるとその試合は出られません。中心選手が退場となると、大事な場面でガタガタっと崩れてしまうことがあります。そのため、4ファールになったらその時点で選手を一度ベンチに下げ、ここぞ、という場面まで控えが試合を支えるわけです。

 ‥センターの控え‥。今の状況では息子です。4点差。あと16分も残っています(バスケは前後半ではなく4つのピリオドに分かれています。1つのピリオドが中学生は8分、高校以上は10分となっています。今は2ピリ終了間際なので、あと2つのピリオド、16分と少し残っています。ちなみにスラムダンクの頃は、前後半それぞれ20分でした)。説明ばかりですみません。

わたしに隠れて『打ち上げ花火』を読んでる息子が大事な場面で試合に出る

 うちの子、出場したわけです。記念出場ではない、勝敗がほぼ決定した後の練習試合のような公式戦ではない、チームの勝敗を担う真剣勝負に出たことは彼のバスケ人生初です。がんばれ、郷土研究部だったわたしの息子よ。完全なインドア派だったわたしの息子。わたしに隠れて文庫版『打ち上げ花火を上から見るか横から見るか』を読んでいる息子よ。隠すことではない。その本は親に隠さなくてもいい本だ。

 相手のエースが点を決め2点差に縮まりましたが、今度はうちの番。体力がありあまっており速攻で走り込む息子に、わがチームの宮城リョータから矢のようなパスが通る。ディフェンスなしのこの場面、絶対決めなきゃいけないレイアップ‥。入った。入ったよ。これでまた4点差。

手に汗握るわたし

 3ピリの8分間、彼は相手のセンターに執拗にはりつき、度々ふっとばされるもののなんとか持ちこたえ、4ピリ残り3分で交代。試合も何とか勝利し決勝進出を決めました。手に汗握る時間となりました。これまたこすり倒された表現(涙)。

 

 いかん、「村田選手→朝日新聞→ノミ→息子がふがいない→無意識にふたをしていないか?もっとがんばれ」という内容にするつもりだったのですが、子煩悩な父親の部活観戦記になってしまいました。

若者よ、ふたするな! 

 無理やりつなげよう。息子よ。ふたするな。若者よ。ふたするな。ふたなどないんだ。

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