このブログで何度も書いてるけど、僕は妻とひまわりを育ててきた。ひまわりは、紆余曲折ありながらも、この夏に不思議な形の花を咲かすことができた。
羽が一枚ずつ取れ、さあ、いよいよ種の回収を待つだけとなった。毎日、朝夕ひまわりをチェックした。というより、元ひまわりの花を。
このひまわりは、8月16日に撮影したもの。中身が膨れ上がり、坊主の中学生がひまわり風のシャンプーハットを付けているように見える。膨れ上がっているのは化成肥料のせいだ、とネットで調べ、以降は肥料を施すのはよした。
それから1か月の姿がこれ。
なんと、あの綺麗なひまわりが、巨大な松ぼっくりのようになって😭。この松ぼっくりに刺さっているものが種なのかも、と思い、一つ引っこ抜いてみた。それがこれ。
小さいので分かりづらい。拡大してみる。
花は大きかったのに、種は思っていたより小さい。
1cmもない。しかも妻が悲しそうに言う。その種には中身がないのだ、と。
中身がないってそんなバカな。皮をはいで見た。本当にがらんどうです。中に誰もいない。
妻がネットで調べると、「勝負はここからだ」とのこと。枯れているように見えるだろうけど、彼らはまだ生きているらしい。今から水や肥料をあげるといいんだって。彼女は水をせっせとあげている。夏の盛りに残った化成肥料を全て使ってしまったので、また買ってくる、という。
でも、僕が調べると「よくあることだ、諦めろ」という意見が多い。
間引きされたあと、根性見せて立派な花を咲かせたところまではよかった。この子は一花咲かせたんだから、これでよしとしようじゃないか、と僕は思う。僕がひまわりなら、間引かれた瞬間に死んでた。その生命力に乾杯。この種は僕のお墓に蒔いても花を咲かせないのが残念だ。
どうして種ができなかったのだろう。この失敗を来年に生かしたい。と、言うより、どこが間違っていたのかわからない。
種のチョイスか?あまり大きくならないものを選んだ記憶があるんだけど、銘柄までは覚えてない。今は僕の背丈くらいあるから、極端なミニサイズを買ったわけでもなさそう。
化成肥料のやり過ぎかな?というより、間引いた彼らをトマトの横に地植えしたら、彼らがトマトの化成肥料を横取りしたのだ。しかし、結果的に化成肥料を施したのも事実。
案外、妻の説が正しいのかも。これから種が育つ。妻が調べたもので、今のところは問題ないという考え方だ。そうか、きっとそうだ。もうしばらく様子を見守ろう。