読書生活 

本もときどき読みます

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事でうつにはならないぞ 「好きを仕事にしている人が羨ましいな」と思っている人へ

好きじゃないことを仕事にしてる人。それでいいんです。 第一希望の職種に全部落ちた。もう受かるところならどこでもいい、片っ端から面接受けて、やっと内定もらった会社は、就職活動をはじめた頃には絶対に考えられなかった名もない小さな会社。毎日朝が辛…

『祈りの幕が下りる時』東野圭吾 

新参者シリーズ最終章 一気読み間違いなし 東野圭吾がまた本を書いた。『祈りの幕が下りる時』新参者シリーズの最終章とのこと。 「シリーズものは、最初が一番面白い」という定説があるが、東野圭吾にこの定説はあてはまらない。ガリレオもそうだが、東野圭…

『弟子』 中島敦 不器用ですから

孔子の弟子に子路という凄まじい男がいました。孔子なんて聞くと、頭のいいエリート集団とか聖人君子の集まりというイメージがありますが、違うようです。この本は、この子路の生涯を書いた本です。インパクトがあまりに強いため、ここに書きとめておきます…

この読書感想文が凄い 劇団ひとりの「『革命のファンファーレ』を読んで」

ゴッドタンを見て驚いた 毎週土曜の深夜『ゴッドタン』という番組が放送されています。司会の劇団ひとりとおぎやはぎが、旬の政治家や知識人をゲストに招き現代社会の問題点を掘り下げていくという番組です。 1月13日放送では、芸人として、最近は芸術家とし…

読んでもらえる文章とは。些末な文章技術より大切なこと

こんな文章なら読んでもらえる 先日、「こういう記事は読んでもらえない」という記事を書きました。 www.yama-mikasa.com 『読ませる技術』という本に書いてあったことをもとに、読んでもらえない記事として、こういうものをあげました。 ・わがままな記事(…

「どの記事が読まれるか」これは本当に難しい

鯛を狙った仕掛けではなく、イカを狙った仕掛けに鯛が食いついた話 先日こんな記事を書きました。 www.yama-mikasa.com この記事とは全く関係ない記事なので、怖い目で読まないでください。 『読書生活』というブログタイトルですが、アクセス数アップを狙っ…

離婚が増えている。

離婚が増えている。あるデータによると、日本の夫婦の3組に1組は離婚しているらしい。わたしも離婚予備軍で、先の1組にいつ入ってもおかしくない。 たいていのことに対しては「聞いているフリ」や「右から左へ受け流す」態度で臨んでいるが、離婚ネタに対…

こういう文章は読んでもらえない

読んでもらえない文章とはどういう文章か 山口文憲という方が書いた『読ませる技術』という本を読み、ブログを書く気が失せました。書きますが(笑)。 山口さんは「些末な作文技術よりも内容だ!」と言うわけです。そんな文章、誰も読まないよ、と。 ブログ…

『悪意』東野圭吾 人を殺すときに注意すること。

人を殺すときに注意すること 憎いあの人を殺すことにしました。凶器は何にしましょうか。ロープ?包丁? こうやって、ふつうは凶器を用意しますよね。これがよくないんですって。凶器を用意した人は、かなりの確率で警察に捕まるようですよ。 今回は「人を殺…

切ない気持ち

正月に車で帰省した。年に1度、1泊2日の帰省。実家に駐車場はないが、この町には空き地が捨てるほどあるので何の問題もない(実際、本当に捨てられている)。いつもの場所に車を止めて、数分歩く。 窓ガラスが割れ草が伸び放題の家がいくつもある。その家の…

『翔ぶが如く』を読む前に 

司馬遼太郎の大作『翔ぶが如く』 今年の大河の主役は西郷隆盛です。本屋には、西郷隆盛の関連本が平積みされています。その中でもけっこうなスペースをとっているのが、司馬遼太郎の『翔ぶが如く』です。わたしが初めて手にした司馬遼太郎本です。 中3のと…

必見!すぐ使える作文のコツを一気に紹介する

文章の書き方 作文技術を紹介した記事の中で、みなさんに多く読まれたものをまとめました。もちろんわたしも修行中です。自分のことは棚に上げて書いています。 文章の書き方 点の打ち方 修飾語の使い方 全角か半角か 漢字か数字か 書評・感想文の書き方 N…

ひらがな表記か漢字表記か。漢字とカナの使い分け

漢字とカナ問題 「トキ」は「時」か「とき」か、「コドモ」は「子供」か「子ども」か。みなさんどうしてますか。 社に規定はありますか? その規定では、一律に「これは漢字」「これはひらがな」と決まってますか? 規定がない方や、社用以外の文章ではみな…

幸せとは何ですか?

『世界一「考えさせる」入試問題』 幸せ…。『世界一「考えさせられる」入試問題』という本を読みました。ハーバードやケンブリッジなどの超有名大学の入試で出題された問題と、その答えを集めて一つの本にしたとのことです。といっても、答えは人それぞれ的…

「尿意」 尿意測定器を開発しよう

正月に家人と息子を連れて嫌々帰省しました。渋滞に巻き込まれ、通常4時間のところを7時間もかかりました。 運転中、強烈な尿意に襲われました。出発前に、テーブル上の開栓済みペットボトル(コーラ1.5l)を飲み干したのが悪かったようです。もちろん、1.5l…