読書生活 

本もときどき読みます

TRUCKのテーブルはおすすめです。

20年近く経ちますが、全く後悔なし。 

 昔から既製品の机の大きさに不満を持っていました。小さすぎるんです。すぐに机の上がいっぱいになってしまいます。

 机は大きい方がいいと思うものの、巨大な机というものはめったにありません。特に、安定した机というのは皆無でした。

 

 パソコン作業は問題ないのですが、字を書いているとほんの少し揺れます。字を書くという作業は、物理的に大した力が必要とされるはずがないと思われるかもしれませんが、実際には、机に相当の力がかかっているようです。ペン先を通じて力がかかるのではなく、机の上に置いた両腕を通して、力がかかるようです。机の上のものが小さな音を立てるということがよくありました。そういったことが妙に気になるのです。

 

ちょっとやそっとの力でゆすってもびくともしないような頑丈で重量感のある机、

かも80㎝×180㎝くらいある巨大な机がほしいと思って、あれこれ探し歩きました。

 

 結局、机として作られたものは、大きさからも作りの堅牢さからも満足いくものが見つかりませんでした。

 机でなければ、ダイニングテーブルになります。しかし、ダイニングテーブルもやわなものが多く、力を入れてゆすってみると、たいてい揺れるんです。

 しばらくして、大阪にある「トラック」という家具屋を雑誌で見つけました。

 そこにあるダイニングテーブルは、サイズは先ほど書いたサイズで、板厚が5㎝、脚が10cm角のオーク材で、きわめてシンプルな作りのものでした。

 見るからに頑丈で、しかも美しい。最高に気に入りましたが、値段もとびきりでした。約35万円もしました。いくらなんでも、机に投じる資金としては高すぎるような気がしました。

 悩んでいても仕方がない、実物を見に行こう!と、神奈川県からはるばる大阪まで日帰りで行きました。

 

 ぐっとつかまれました。何度も撫でまわしているうちに、一層ほしくなりました。

これよりグレイドが落ちるものを買えば、きっと後から後悔するに違いないと思いました。机としては高いようでも、自動車に比べればはるかに安いということで、自分を納得させました。自動車はせいぜい10年しかもちませんが、この机は一生ものだ、と。

 

あれから20年近くたちますが、シンプルで、頑丈で、美しいです。

後ろの棚もトラックです。

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 あまりに気に入って、このダイニングテーブルを皮切りに、数年に一度このトラックさんから家具を購入しています。

 このローテーブルもトラックのものです。 

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