読書 8か条
①お金を惜しまず本を買う
基本的に、文庫本は安いです。
値段の割に、一冊の本に含まれている情報は多いです。
その情報を他の手段で入手しようと思ったら、その何倍のコストがかかります。
②一つのテーマについて、一冊の本で満足せず、必ず類書を何冊か読む
類書を読んでみて、始めてその本の長所が明らかになることがあります。
そのテーマに対して、より深い健全な知識を得ることにつながります。
小説なら、同じ作家さんの作品を読んでみます。
③選択の失敗を恐れない
失敗なしには、選択能力が身に付きません。
選択の失敗も、選択能力を養うための授業料と思えば安いものです。
④自分の水準に合わないものは、無理して読まない
水準が低すぎるものも、水準が高すぎるものも、読むだけ時間の無駄です。
時は金なりと考えて、高価な本であっても、途中でやめましょう。
⑤メモリながら読まない
時間がかかるからです。
ノートを取りながら一冊の本を読む間に、五冊の類書を読むことができます。
どうしてもノートを取りたいときは、
本を読み終わってからノートを取るためにもう一度読み直します。
その方が、はるかに短時間ですみます。
⑥注釈を読みとばさない
新書やノンフィクション、少し難しめの本には、注釈がついていることがあります。
この注釈、なかなか味があります。
注釈には、しばしば本文以上の情報が含まれています。
⑦翻訳本に気をつける
気をつけるといってもいろいろありますが。
翻訳は、誤訳や悪訳が多いと思っています。
翻訳本でよくわからない部分に出会ったら、
自分の頭ではなく、誤訳ではないかと疑ってみてもよいのでは?
⑧本を読む時間をつくる
好きなので意識していませんが、時間がなければ読めません。