読書生活 

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男を落とす一言 これで絶対落ちる。

好きな男をあなたに振り向かせる魔法の言葉です。

ズバリ、性格ではなく、顔を褒めてください。男は性格を褒められても大して嬉しくありません。優しそうな人、なんて褒め言葉でも何でもない。長所をあげろと言われて困った女の子の口から苦し紛れに出る言葉が「優しそう」です。

性格ではなく、顔です。顔を褒めるのです。だからと言って、「かっこいい」とか、「イケメン」だとはNGです。本当のイケメンは、言われ慣れてて刺さりませんし、かっこよくない人に「かっこいい」と言われても、ただのお世話と思われるのがせいぜいです。まあ、この子、僕に興味があるのかな、くらいは思わせられるかもしれませんが、もっと説得力のある効果的な言葉があります。

言われたらどっちが嬉しいですか?

「あなたの顔、正直タイプじゃない。だけど、本当に優しい。あなたみたいな優しい人、わたしはじめてかも」

 と、

あなたの性格、あまり好きじゃない。だけどね、わたし、あなたの顔…大好き。みんなはどう思ってるか知らないけど

 ここです。

性格も悪くないけど、顔が好き」

です。顔が好きに理由などありません。ブサイクな顔をイケメンというのは嘘です。アバタもエクボということわざがありますが、本人だって何重年と鏡で自分の顔を見ているわけですから、自分がイケメンじゃないことくらい100も承知です。

でも、わたしはあなたの顔が好き、タイプ、たまらない。これは主観ですから嘘ではありません。言われた方は間違いなく、喜びます。

男を落とす一つ目のポイント:「才能」 

「あなたには才能があるわ。他の人には見えなくても、私にはわかるの」

と上目遣い斜め45度の視線で決めれば、まず80%の男は落ちます。

 (控えめに言って)世の80%の男たちは自分には才能があり、かつそれが世間から正当な評価を受けていないことにフラストレーションを抱いています。だからこそ、このひとことであっけなく落ちる。問題は、そのように「自己評価」と「外部評価」の間にストレスフルな「ずれ」がある場合、高い確率で外部評価のほうが適切です。

 「才能」で落ちない男は、

「自分には才能がないはずなので、この女は嘘をついている」

と考える人間か、

「自分には才能がありすぎるからこそ世人の評価になじまないのであって、こんな女ごときに私の才能がわかるはずがない」

と考える人間のいずれかであるが、前者は猜疑心が強すぎ、後者はバカなのでいずれも配偶者とするには足りないので無視してよいでしょう。

 ただし、「才能」路線で攻めることができるのは、あくまで「自己評価と外部評価の落差に苦しんでいること」が条件となっており、実際には、ある程度社会的経験を積んで、適度に「練れてきた」男の中には「自分のバカさ」についてかなり適切な自己評価を下しているものがおり、その場合は「才能」の語をもってしてもはかばかしい反応を示さないことがあります。

 だが、このような「練れた」男こそ配偶者にはふさわしいわけであるから、手を緩めることなくさらなる二次攻撃が展開されねばなりません。それはルックスです。

男を落とす二つ目のポイント:「ルックス」

  才能で落ちない男も落ちるのはルックスについての賞賛です。

 すべての男は、自分の容貌にある種の自信を有しています。

 「こういう顔が好き」という女性が世界のどこかにいるかもしれない…というはかない期待を胸にすることなしに男は一秒とて生きることのできない悲しい生き物、それが男。

 だから、

「あなたには才能があると思うの…」

で落ちなかった男も

「私、あなたのルックスが好きなの」

 にはあっという間に崩れ去ります。

  嘘だと思ったら、やってごらんなさい。

 やれば、わかる。

もう一度書きます。

「あなたの顔、正直タイプじゃない。だけど、本当に優しい。あなたみたいな優しい人、わたしはじめてかも」

 と、

「あなたの性格、あまり好きじゃない。だけどね、わたし、あなたの顔…大好き。みんなはどう思ってるか知らないけど」

 二つ目のセリフの方がおすすめです。「優しい」って言われても正直なんとも思いません。「性格なんてどうでもいい。とにかくあなたの顔が大好きなの」って言われて落ちない男はいないと思いますよ。あと、書いていて思ったのですが、「あなた」の部分、相手の名前にした方がいいと思います。「ウチダさん」とか「ケントくん」っていうように。

 「人は見た目じゃない」なんて言いますけど、見た目をほめられると嬉しいものです。

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