『逆境の中で咲く花は美しい』工藤進英
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に二度出演した医師は希代のはみ出し者だった。がん患者の救世主の生きる哲学
掲載されている言葉がほどよく響きます。語録本、便利ですよね。よく立ち読みします。そして、気に入ったものはメモして覚えます。ところが、この本は「メモしきれないな」と思いました。購入です。
わたしが一番ガツンときたのは、題に上げた「テレビを観ないプロフェッショナルはいても、本を読まないプロフェッショナルはいない」です。
この本の中から、わたしが気に入った言葉をランキング形式で10個紹介します。
10位
医師がさじを投げ出したら投げ返せ
9位
一心不乱に走っていれば、チャンスは後ろからではなく正面からやってきてくれる
8位
一番を競うより誰もやっていないことをやる喜びのほうが大きい
7位
絶望の岩の間に咲く花は、太陽の光をひとりじめできる
6位
スマホを3時間見つめるより、本を30分読むほうが多くの情報と体験を手にできる
5位
想像力と創造力を養わなければ人生の多くを間違いなく失うだろう
4位
不安のほとんどは解決しないが、小さくすることはできる
完全な解決、本当の解決、真の解決、そんなものはないと思っています。それを追い求めるがゆえにまた苦しくなり‥。苦しくなるから追い求めないのではなく、初めからないのです。どれだけやっても、探そうと思えば問題は見えてくるのです。ポジティブ思考、あらをさがすよりそちらの方が幸せに生きられます。わたしは苦手ですが。「やっててよかったな」という日がきっときます。
3位
人を攻撃するような本音は、本音から純粋さを奪う
すごくわかります。言えばいいというわけではなく、言わない方がいい本音があります。
錆びつく人生より、擦り切れる人生のほうがいい
錆びつくのは、だんだん動かなくなるイメージです。動かないから錆びつくのかな?わたしは、走りながら人生を終わりたい。
1位
テレビを観ないプロフェッショナルはいても、本を読まないプロフェッショナルはいない
いい響きです。本を読まないプロフェッショナルはいない‥。