読書生活 

本もときどき読みます

上司の器が小さすぎる

 この4月に、本社からうちの職場に異動してきた上司が嫌な奴だと先日書きました。 その続きです。

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 先月、その上司の歓迎会をしました。聞きたくもない自慢話を延々と聞かされたあげく、気分が高揚した彼は、自分のスマホを黄門様の印籠のようにかざし、「これ、誰だかわかる?」とわたしたちに聞きました。

 その印籠(スマホ)には、上司と、もう一人さほど彼と年の変わらない初老のおじさんがツーショットで映っていました。わたしたちは彼と映っているその初老のおじさんは誰か?と聞かれているわけです。 

 そのおじさん、我が社の社長だったのですが、その場の誰も答えられず。「お前たち、社長も知らないのか」と、この3月まで本社勤務だったその栄光時代の話のきっかけを彼に許すことになりました。

 

 アルコールが入っていたとはいえ、社長の顔を見てもわからなかったのはアホですが(シラフでも答えられたか怪しいので、アルコールが入っていてよかったかもしれません)、社長とのツーショットを自慢するって、どういうことだと。

 どうやってあのツーショットをスマホにおさめることができたのでしょう。本社勤務の時代でも、毎日社長と会っていたわけではありません(たぶん)。たまに社長と何かで一緒になる機会があり、彼は社長とのツーショット画像をどうしても手に入れたくて、勇気を出して「あの、一緒に写真を撮ってもらえませんか」とお願いしたのかと想像すると、悲しくなってきます。その写真を一体彼は何人に見せたのでしょうか。

 ちなみに彼の得意技は、「知識のかけらを目いっぱい拡大して喋り倒すクラッチ」(拡大しすぎてやぶけていることを本人だけが気付いていない)と「語尾に『時間があったらもっと教えてあげられたのに』をつけるホールド」(これを聞くたびに「教わろう」という気持ちが萎える)と「内容が抽象的すぎるために何も言ってないに等しい固め」(これも強烈に萎える)の3つです。 

 

 今になって思います。「これ、誰だかわかる?」と聞かれたあのとき、なんて答えたら正解だったのか、と。

「義理のお兄さんですか?」

くらいしか思い浮かばない。大喜利の得意な方、誰か正解を教えてください。

 

わたしの職場の愉快な仲間たちの記事です。 

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