わが家には猫がいます
2017年10月29日生まれ。茶色のアメリカンショートヘア。福がわが家に来たのは今年の1月末でした。節分が近かったこともあり、この子がわが家にとって福の神となりますように、わが家に来たことがこの子にとって福となりますように、そういう願いを込めて「福」と名付けました。
とにかくかわいい。えさをあげたりトイレの砂を変えたり遊んだりしていると、時間があっと言う間に過ぎます。ブログの更新頻度もがくっと落ちました。たまに書く記事の内容も、「読書生活」なのに書評ではなく猫記事ばかりです。写真を撮ってはツイッターにあげています。わたしのツイッターは猫愛好家ばかりです(あと、歴史と少し本)。
初めての動物病院
そして今日。ゴールデンウィークの最終日、福の2回目の予防接種と去勢手術のために、動物病院に行ってきました。
動物病院に行くのは初めてなので、どこがいいのかわかりません。家の近所の動物病院を調べ、思い切って電話をしてみました。
動物病院の受付の方に「予防接種は予約が不要なのでいつでも来院ください。去勢手術については来院時に相談しましょう」と言われたので、すぐ福をキャリーバックの中に入れて、出発しました。
キャリーバックに入れるときにぐずる猫もいると聞いたことがありますが、わが家ではキャリーバックの出入り口を外してトンネル状態にしていつも遊んでいるので、すっと入ってくれました。
キャリーバックに福を入れたところまではよかったのですが、蓋をして持ち上げると「何事?」とでも思ったのでしょう。固まりました。申しわけない、福、お父さんが一緒だから安心して。
車の中で、固まる福です。
車で10分ほど走って到着です。清潔感溢れる病院でした。中は犬ばかり、興味深々できょろきょろするわたしと福。
わたしの名前と住所、福の誕生日と種類、福がわが家に来た日などを記入したあと、名前が呼ばれるのを待ちました。
診察室に入ると
名前が呼ばれて福と診察室に入りました。
診察室の中央に、大きなアイロン台のようなものがあります。その台が診察台で、この台の上に福を乗せるようです。すると、アイロン台だと思っていたその台の端にデジタル数字が表示されました。どうやら体重もわかるようです。
「3.14」うちの福は3.14㎏でした。なんと!うちに来た3ヵ月前の体重は700gだったのに!4倍以上になっていました。
診察台でそおっと動く福です。
先生が福のうしろに回って、器具を福の胸にあてています。先生は、しばらくしてわたしの方を向き、「心雑音がします」と言いました。
雑音?詳しく聞くと、「この子は先天性の心臓病を持っているかもしれません。今すぐどうなるというモノでもないのですが、気になるので、少し経ってからもう一度診察してみましょう」とのことでした。
心臓病って?そんなばかな…。
そのあと、おしりに注射器をプスリとさしました。「ニャ!」と軽くのけぞる福。
先生は、福の睾丸をむんずとさわり、「すっかり落ちてるから、手術はいつでもできますね」と言いました。5月の下旬の日曜日に去勢手術の予約をして家に帰りました。
家にいる家人と息子に、福の心臓のことを話しました。家人は「二宮君に切ってもらおう」と言います。????…。聞き直すと、嵐の二宮君がドラマで医者をやっているとのことでした。「財前でもいいんだけど、あの人は心臓が専門ではないから一抹の不安がある」だって。
息子(14)は心配そうに福を抱きかかえ、ちゅーるを上げ始めました。息子も福が大好きなんですよね。彼は、最近、ポケットに福のおやつをいつも入れています。福に好きなだけおやつをあげられるようにだそうです。
心臓病?大丈夫なの?
心雑音について調べてみました
猫の心雑音についてネットで調べてみました。このサイトがわかりやすかったです。
このサイトによると、
もしも、生後まもない子犬や子猫で、初めての健康診断のときに心雑音が聞かれた場合には心房中隔欠損や動脈管開存といった生まれつきの心臓病や心臓の奇形が原因となっていることが多いでしょう。
とのことでした。また、心雑音が聞こえても、必ずしも心臓疾患だとは限らないとあります。
そして、
心臓に雑音があります、と言われれば誰でもビックリしてしまいますよね。しかし、僧帽弁閉鎖不全症のように後天的に発生する心雑音で、もし早期に発見できればその進行をゆっくりにすることができる病気もあります。生まれつき心雑音のあるペットでも大きくなるにつれて雑音がなくなる場合もあります。大切なのは心雑音が見つかった後、どうすることがペットにとって最もよいことなのか、獣医さんと飼い主さんが十分納得するまで話し合うことだと思います。
とのことでした。福ちゃん、大丈夫だ。お父さんがついてる。お母さんもお兄ちゃんもいるぞ。
福は、今、家で庭を見ています。家が一番いいってさ。